来年大河「どうする家康」新キャスト11人決定!初の広瀬アリスは於愛の方 23年ぶり山田孝之は服部半蔵

[ 2022年4月15日 11:05 ]

松本潤(前列中央)が主演を務める来年の大河ドラマ「どうする家康」の新キャスト発表オンライン会見(C)NHK
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 嵐の松本潤(38)が主役の徳川家康役を演じる2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の新キャストが15日、オンライン会見で発表され、女優の広瀬アリス(27)俳優の山田孝之(38)俳優の大森南朋(50)ら11人の出演が決まった。広瀬は大河初出演で家康の側室・於愛の方(おあいのかた)役、山田は23年ぶりの大河出演で忍者の代表・服部半蔵役、大森は13年ぶりの大河出演で徳川家臣団のリーダー・酒井忠次役を演じる。

 山田裕貴が戦国最強武将の一人・本多忠勝役、大河初出演の杉野遥亮が徳川家臣団のクールな貴公子・榊原康政役、板垣李光人が女城主・直虎に育てられた井伊家の美少年・井伊直政役、音尾琢真が徳川一筋の忠義者・鳥居元忠役、松重豊は家康が最も信頼する古参の家臣・石川数正役を演じる。

 会見を欠席した小手伸也が自称・三河一の色男・大久保忠世役、大河初出演のハナコ岡部大が幼少より家康に付き添った平岩親吉役、イッセー尾形が松平家再興を支えた長老・鳥居忠吉役。

 広瀬演じる於愛の方は、激動期の家康を支えた二代将軍・秀忠の母。読書好きで極度の近眼。ユーモラスな行動が周囲に癒やしを与える。我慢が続いていた家康の心に明かりを灯す愛深き姫。実は夫を戦乱で亡くし、幼子を連れて側室となった苦労人。

 山田の大河出演は2000年「葵 徳川三代」以来2作目。今回演じる服部半蔵は忍者じゃないが、忍者の代表。先祖が忍びの郷、伊賀出身なので、忍者とよく間違えられる。本人は武士と思っている。自分にプライドが持てず人付き合いが苦手。命ぜられて伊賀忍者を使い、諜報活動をするが時々失敗する。

 大森の大河出演は10年「龍馬伝」以来13年ぶり2作目。今回演じる酒井忠次は、人質時代も常に家康を心配し、自分の意見を控え、家康を守ることだけを考えている。個性派家臣団のまとめ役。家康の叔父。時に宴会芸を始め、場を盛りあげる気遣いの人。

 大河ドラマ62作目。「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」「コンフィデンスマンJP」などを生み出した希代のストーリーテラー・古沢良太氏が手掛けるオリジナル脚本。乱世を平定し、東京の礎となる江戸を築いた家康を単独主役にした大河は1983年の滝田栄(70)主演「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。

 松本は大河ドラマ初出演にして初主演。08年の映画「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」、19年のNHK「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」に続く3度目の本格時代劇となる。

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