デップとハードの裁判で元付き人やセラピストが証言 次々に暴かれる私生活に全米騒然!

[ 2022年4月15日 09:17 ]

裁判所に姿を見せたジョニー・デップとアンバー・ハード(AP)
Photo By AP

 ジョニー・デップ(58)が女優のアンバー・ハード元夫人(35)を名誉棄損で訴えた裁判は12日にバージニア州フェアフクス郡の巡回裁判所で始まっていたが、14日には2012年から15年までハード元夫人の“付き人”を務めていたケイト・ジェームズさんがビデオ証言で出廷。AP通信によればジェームズさんは「彼女(ハード元夫人)がデップから暴力を受けているのは見たことがない。彼は穏やかな人物で紳士的だった」と語ったほか、代理人との交渉からクリーニングの受け取りまでをやっていたアシスタント時代のサラリーが時給25ドルと安く「昇給を願い出たら顔にツバを吐きかけられた」と当時のハード元夫人の素行について言及した。

 さらに彼女はしばしば酒や違法薬物の摂取で酩酊し、午前4時に支離滅裂なメールを送ったりしていたことも明らかにした。

 この裁判は2018年12月にワシントン・ポスト紙に掲載された記事の中で「私は家庭内暴力からの生存者」と、2015年から16年までの結婚生活の中でデップに暴力を受けたことを示唆したハード元夫人側に対し、名誉棄損だとしてデップ側が5000万ドル(約63億円)の支払いを請求。裁判は今後6週間ほど続くが、2人とも裁判所で証言を行うことになっている。

 なおジェームズさん同様にビデオ証言を行った2人の元セラピスト、ローラ・アンダーソンさんは「どちらも幼少時に虐待を受けており、結婚生活の中ではお互いを責め合っていた」と証言。ハード夫人から「デップは自分に“お前なんかみんな嫌いなんだ。オレのおかげで名声を得たんだろう。お前のことなんか愛してなんかいない。この尻軽女め”とののしられた」と打ち明けられたことも明らかにしている。

 なお今後はハード元夫人と交際していたと伝えられているテスラ社の最高経営責任者、イーロン・マスク氏(50)のほか、俳優のポール・ベタニー(50)、ジェームズ・フランコ(43)といった著名人も出廷することになっており、全米でその“結末”が注目されている。

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