棋聖戦 渡辺明名人が藤井5冠挑戦へ王手 2期連続対戦中「またチャレンジしたい」

[ 2022年4月15日 05:30 ]

棋聖戦決勝トーナメントの決勝進出を決めた渡辺明名人(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第93期棋聖戦決勝トーナメントは14日、東京都渋谷区の将棋会館で準決勝の1局を行い、先手の渡辺明名人(37)=棋王との2冠=が久保利明九段(46)を211手で下し決勝へ進出した。

 藤井聡太棋聖(19)=王将、竜王、王位、叡王含む5冠=への2期連続挑戦まであと1勝と迫り「ここまできたら、またチャレンジしたいですね」と話した。藤井とは棋聖戦5番勝負で昨期まで2期連続対戦し、20年は1勝3敗で失冠、21年は0勝3敗で敗退している。

 準決勝のもう1局、永瀬拓矢王座(29)―佐々木大地六段(26)戦は15日に行われる。

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