「ちむどんどん」良子子役・土屋希乃 川口春奈激似とネット話題「憧れの方 うれしい」朝ドラ出演の夢実現

[ 2022年4月15日 05:30 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」で川口春奈演じる比嘉良子役の子役として出演している土屋希乃(C)NHK
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 現在放送中のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00)に出演中の女優、土屋希乃(13)に注目が集まっている。ヒロイン(黒島結菜)の姉・比嘉良子役の川口春奈(27)の子役として登場。11日の初回から登場するや否や、瞬く間に時の人となった。

 SNS上では「川口春奈に似過ぎ!」「そっくり過ぎる」などの反応が続々と上がった。土屋はスポニチ本紙の取材に「憧れの方なので、似ていると言っていただくことはとてもうれしいですが、それに恥じないように役者として成長したい」と元気いっぱいに話している。

 2017年にはEテレ「ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン」に出演。当時の放送を見ていた視聴者からは「あの時の子がこんなに大きくなったのか!」など驚きの声も上がった。

 朝ドラ出演は自身の夢でもあった。現在中学2年生。小学校の時に書いた作文で「朝ドラに出演して、ひいおばあちゃん、おばあちゃん、お母さん、自分の4世代でその朝ドラを見る」と宣言。それが早くも実現した形だ。「家族みんなに出演を伝えたくて、情報解禁日まで我慢するのが大変でした」と初々しさものぞかせた。

 劇中では4きょうだいの長女役をはつらつと演じている。活発な兄やヒロインの次女、おとなしい三女をまとめ上げるしっかり者。沖縄方言での芝居には苦労もあったが「実際に弟が2人いるので自然にできたかもしれません」と手応えも感じている。

 撮影現場では川口とも交流。「優しく対応してくださり、改めて大好きな女優さんです!」。その魅力を間近に感じて、ますます飛躍を胸に誓った様子だ。

 事務所関係者によると放送直後から仕事の問い合わせも増えてきているという。土屋は「見てくださる方が自然と作品に入り込んでもらえるような、役者になりたい」と理想の女優像を語る。「小さい頃から、清野菜名さんが大好き。私もアクションをやってみたい」と夢を描いている。

 ▽ちむどんどん 黒島結菜演じるヒロイン比嘉暢子が、沖縄本土復帰とともに高校を卒業して上京し、料理人を目指す物語。主人公の東京での活躍と、4きょうだいの家族の絆がテーマ。「ちむどんどん」は、沖縄の方言で「胸がドキドキ」という意味。脚本は「マッサン」などを手がけた羽原大介氏。

 ◇土屋 希乃(つちや・きの)2008年(平20)8月25日生まれ、東京都出身の13歳。0歳で芸能界入りし、1歳の時にEテレ「いないいないばあっ!」にレギュラー出演。13年に撮影当時3歳で映画「子宮に沈める」に出演。20年にファッション誌「ニコ☆プチ」のオーディションでグランプリを獲得。趣味は運動、乗馬。身長1メートル52。

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