フジ久慈暁子アナ「めざましどようび」涙の卒業 社員としてラストテレビ出演 今月末で退社

[ 2022年4月2日 08:26 ]

フジテレビの久慈暁子アナウンサー
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 フジテレビの久慈暁子アナウンサー(27)が2日、メインキャスターを務める同局「めざましどようび」(土曜前6・00)に最後の出演。2019年から3年間務めた番組を卒業した。

 この日の放送で、久慈アナのほか、メインキャスターの佐野瑞樹アナウンサー、エンタメキャスターのフリーの高見侑里アナウンサーも番組を卒業した。

 番組オープニングでは「新年度を迎えて新たな生活をスタートした方もいらっしゃると思います」とあいさつ。西山喜久恵アナからの「『めざましどようび』では佐野さん、久慈さん、高見さんがきょうで卒業となります。最後までよろしくお願いいたします」という紹介に頭を下げた。

 番組では、久慈アナとのロケ企画「くじがいくよ!」と、佐野アナのロケ企画「さのさんぽ」の合体スペシャルロケ企画として中華料理店のリポートに挑戦。久慈アナは「最後なので思いっきり頑張りたいと思います!」と気合を入れてのロケだったが、最後は佐野アナ、西山アナも参戦。西山アナから「ハッキリさせたいことがあって、久慈さんは本当は佐野さんのことが好きなのか、嫌いなのか」と直球質問を受け、「佐野さん、好きですよ」と返し、佐野アナを喜ばせる場面も。ロケ終わりには、西山アナは「メインキャスター3人での最後に初ロケ、ちゃんと締めたかったんですどね…」とボヤくと、久慈アナは「初めて先輩とロケに行かせていただいたんですけど、西山さんの役になりきり、佐野さんがよくしゃべるなってところは勉強になりました」と笑顔。ロケで披露した川柳について「実は作ってくれる人がいたんです」とぶっちゃける一幕もあった。

 エンディングにはこれまでの軌跡を振り返ったVTRも流れ、「最初から立ち位置を間違えたりとか…こうやって取材にも体当たりで行かせていただいて、まさか選手の皆さんと一緒にこんなトレーニングに行かせていただけるなんて、本当に貴重な経験をさせていただいなと思いました」と笑顔を見せた。佐野アナ、高見アナとともにめざましじゃんけんにも参加し、これが社員としての最後のテレビ出演であることについて振られ、「5年間、ありがとうございました」と笑顔であいさつ。

 そこまで笑顔を貫いていたものの、エンディングのあいさつでは「土曜日の朝、皆さんと一緒に過ごせて、この柔らかい雰囲気の『めざましどよう』が本当に大好きでした。泣かないで頑張ろうと思ってたんですけど…最後にちょっと込み上げてきてしまいました」とこらえきれず、声を詰まらせる場面も。それでも必死の笑顔で「本当にありがとうございました」と感謝を伝え、“占い”もしっかりと読み上げて締めくくった。

 久慈アナは今年1月に今月末での退社を番組内で報告。これまでにレギュラーを務めた「さんまのお笑い向上委員会」「めざまし8」はすでに卒業しており、この日で退社前、レギュラー番組への出演は最後となった。

 2017年に青山学院大を卒業後、同局に入社。同年に自身の看板番組「クジパン」のMCを務めた。また同年秋から「めざましテレビ」「めざましテレビアクア」といった“めざまし”ファミリーとして番組に参加していた。

 番組は9日からは同局の生田竜聖アナ、フリーの阿部華也子アナが新たに参戦。西山アナは引き続き出演する。

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2022年4月2日のニュース