恵俊彰 早大大学院入学式に出席「この年になってここに来られて夢のよう」

[ 2022年4月2日 04:00 ]

早大の入学式で大隈記念講堂をバックに笑顔の(左から)福西崇史氏、五郎丸歩氏、AC長野バルセイロの堀江三定取締役、恵俊彰、平田竹男教授、川口能活氏
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 早大大学院スポーツ科学研究科に入学したお笑いコンビ「ホンジャマカ」の恵俊彰(57)が1日、東京都新宿区の早大大隈記念講堂で行われた入学式に出席した。

 同級生となるサッカー元日本代表の川口能活氏(46)と福西崇史氏(45)、ラグビー元日本代表の五郎丸歩氏(36)とともに式前に取材に対応。3浪して進学を諦めた当時を振り返り「受験でここに来て、木っ端みじんに粉砕しました。この年になってここに来られて夢のようです」と感激した。

 今後1年は、MCを務めるTBSの情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)の出演後に授業を受けるという多忙な生活が続く。それでも日本代表だった面々と一緒に学べることに楽しみが尽きない様子で「これも夢のようですよ。福西さんの試合も見てきたし、五郎丸さんのラグビーW杯での活躍は番組でも取り上げてきた。川口さんは実は、お互い小学生の子供がいてパパ友としての付き合いもある。ここでさらにいろんな繋がりができるだろうし、こんな財産はない。こんな凄い方々と一緒に過ごせるなら、ギャラを払ってでもお願いしたいぐらい」と興奮気味に話した。

 川口氏は「素晴らしい方々と勉強ができて光栄。早稲田で勉強したことを日本のサッカー界に生かしていきたい」、福西氏は「日本サッカー界が盛り上がるように、僕がやっていたボランチの選手が世界で活躍してもらえるように研究したい」と抱負。08年に早大を卒業し、14年ぶりに母校で学ぶことになる五郎丸氏は「ラグビー一本でやってきた人間なので、違った確度でいろんな物事をとらえられるように人間としても成長していきたい」と意気込んだ。

 同科の平田竹男教授は「これからのスポーツ界を根本的に変えていく中心になる人たち。恵さんには勝敗だけではない情報を番組で取り扱っていただくことでスポーツ界全体の発展に繋がると思っています」と期待を込めた。

 恵は「授業の空き時間にも皆さんと接して少しでもお近づきになれれば。同級生としていつか“五郎丸ちゃん”とか呼べるようになれば」と笑顔。福西氏に「僕らは恵さんを何と呼べばいいですか?」と聞かれると「ぜひ“めぐちゃん”で」と応じ、取材陣を笑わせた。

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2022年4月2日のニュース