「プーチン氏の行き過ぎ 許せない」支持派の仏俳優 侵攻に猛批判

[ 2022年4月2日 05:30 ]

プーチン大統領を批判した仏俳優ジェラール・ドパルデュー

 映画「シラノ・ド・ベルジュラック」などに主演し、ロシアのプーチン大統領の支持者として知られるフランスの俳優ジェラール・ドパルデュー(73)が、ロシアのウクライナ侵攻について「プーチン氏の行き過ぎた行動だ。狂っていて、許せない」と批判した。AFP通信が伝えた。

 ドパルデューは2013年、当時のフランスの高額所得者に対する増税に抗議し、ロシア国籍を取得。プーチン氏本人から身分証を授与され「プーチン大統領が大好きだ」などと発言していた。今後はパリで開催する自身のコンサートの収益をウクライナ国民に寄付するという。タス通信によると、クレムリンのペスコフ報道官は「ドパルデュー氏は状況を理解していないのではないか。ニュアンスを説明したい」と反応したという。

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2022年4月2日のニュース