飯豊まりえ&鈴鹿央士 声のW主演 監督「とびきりの存在感を放っていた2人」

[ 2022年3月24日 04:00 ]

アフレコのスタジオで笑顔を見せる飯豊まりえと鈴鹿央士
Photo By 提供写真

 女優の飯豊まりえ(24)と俳優の鈴鹿央士(22)が今夏公開のアニメ映画「夏へのトンネル、さよならの出口」にダブル主演する。

 八目迷(はちもく・めい)氏の同名ライトノベルが原作。欲しいものが手に入るというトンネルに挑む少年と少女の物語で、昨年12月に映画化決定が発表されていた。ダブル主演のオーディションは難航したといい、田口智久監督は「そんな中でとびきりの存在感を放っていたのが鈴鹿さんと飯豊さんでした。こういうところが良かったと理由をきりなくあげることはできるのですが、一番は“ピンときた”ということです」と振り返った。

 今作はほとんど少年と少女のやりとりでストーリーが進むため、2人は「生の掛け合い」を意識。初共演とは思えないほど息ぴったりな1対1の演技を2日間連続のアフレコで徹底して行った。

 声優初挑戦となった鈴鹿は「声を務めさせていただくことが決まった時は、自分にはおそれ多いことだと思いました」と感激。「とても幸せな気持ちと緊張感に包まれました」と収録を振り返った。

 一方で「劇場版シティーハンター」や劇場版「トムとジェリー」など、声優経験豊かな飯豊は鈴鹿に「マイクの向こう側にいる人に向けて話すようにしてみては?」とアドバイスも。「ノスタルジーな世界観で、彼らが存在している場所やトンネルの中はどれも懐かしく不思議な感覚になります」と映画館への来場を呼び掛けた。

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2022年3月24日のニュース