加藤綾菜 介護ヘルパー1級取得への思い「カトちゃんを守っていける自分になりたい」

[ 2021年7月23日 14:21 ]

加藤綾菜
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 タレントの加藤綾菜(33)が23日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に夫の「ザ・ドリフターズ」加藤茶(78)とともにゲスト出演した。

 今年で結婚10年目の加藤夫妻。45歳差ということもあり、結婚直後は「財産目当て」など大バッシングに遭ったが、綾菜は食育アドバイザー、生活習慣病予防アドバイザー、介護食アドバイザー、生活習慣予防アドバイザーの資格を取得。高齢となった夫をサポートしている。

 昨年は介護ヘルパー1級の資格も取得。「(茶が)77歳になるタイミングで、カトちゃんが健康で長くいてくれるためには何か力をつけたいと思って」と綾菜。「パーキンソン症候群の時は私もパニックになってしまって、どうやったらカトちゃんを助けられるんだろうって思っても何もできなくて、ここで絶対、介護の資格を取るぞって決めて、2級の資格を取るために学校に通って勉強したら、すごく自分に介護の資格が向いていると気付いて、楽しかったんです。だったら1級取りたいと思って」と資格を目指した思いを語った。

 ただ「(現在は)カトちゃんが健康になったんで、今介護することはないなと思って」と苦笑。「この知識を何かに役立てたいなと思って、デイサービスのおじいちゃん、おばあちゃんのところで働かせてもらったりしています。すっごい楽しいです」と笑顔を浮かべた。

 23歳で結婚した当時は「なかなかそこまで考えられなかった。『大好きだから一緒になりたい』って気持ちが先行して、本当に病気になった時に、もっと自分で覚悟をもってカトちゃんを守っていける自分になりたいと強く思いました」と力を込めた。

 そんな妻の献身的な姿を結婚時に想像できたか?と聞かれた、茶は「僕のことは好きで結婚してくれたのかなとは思ってたんです。でも、結婚した後に、いろいろ考えてくれて、こんなにかゆいところに手が届くことをしてくれるのが想像もつかなかった。いろいろやってくれるようになって、こんなに元気になりました」と妻の献身に感謝した。

 結婚当初は「カトちゃんのために何でも私がして、リモコンも私が取って、お茶も私が出して、何もしなくていいよって感じだった」と綾菜。「介護の学校でそんなふうにしたらダメだって学んで、カトちゃんのために動いてもらう(という気持ちになった)。(学校で)『自立支援が1番大切で、健康寿命を延ばすってことなんだよ!』って言われて。今は運動もしてくれるようになって、健康的になった」と夫の変化を喜んだ。

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