舛添要一氏「私が都知事のとき山ほど売り込みがあった」「私は公平性を担保しようとしたが…」

[ 2021年7月23日 15:52 ]

舛添要一氏

 元厚労相で前東京都知事の舛添要一氏(72)が23日、自身のツイッターを更新。東京五輪開会式に関連し、都知事時代の経験を踏まえて私見をつづった。

 「開会式の演出者など、誰がどのように決めるのか」と書き出した舛添氏。「私が都知事のとき、文化人、芸人、スポーツ関係者、企業などから山ほど売り込みがあった。私は『万機公論に決すべし』が口癖で公平性を担保しようとしたが、残念ながらプロセスの完全な透明性は確保できなかった」と経験を明かし「コネや権力争いと無縁な世界ではない」と断じた。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は前日22日に開閉会式制作・演出チームで「ショーディレクター」を務める元お笑いタレントで演出家の小林賢太郎氏(48)を解任したと発表。小林氏はホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を扱ったコントを演じていたとしてSNSなどで批判されていた。

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