志村けんさん 最後まで酒とタバコを愛し… たけし、松本も心配の声

[ 2020年3月30日 12:01 ]

志村けんさん
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 「ザ・ドリフターズ」のメンバーでタレントの志村けん(しむら・けん 本名・志村康徳、やすのり)さんが29日午後11時10分、新型コロナウイルス肺炎のため亡くなった。所属事務所が30日に発表した。70歳だった。東京都東村山市出身。

 長年酒とタバコを愛飲していた志村さん。若い頃から「アメリカンスピリット」など1日に60本以上を吸うヘビースモーカーだった。16年には肺炎を患い、約2週間入院。高熱で、車いすに座って点滴を受けるような状況で舞台出演を続けた結果、ドクターストップに。この肺炎の治療を機に大好きだったタバコをやめた。

 それでも、酒はやめられなかった。派手な夜遊びでも知られ、夕方から朝の6時まで酒を飲んでそのまま仕事に行き、終わったらまた酒を飲み始めるという生活を続けてきた。プライベートでは千鳥・大悟(40)ら飲み友達を連れて都内のバーで酒をよく飲んでいたと言われ、「休肝日なんていらない」と365日酒浸りの生活だった。

 新型コロナウイルスへの感染が明らかになってからは、そんな志村さんの生活を心配する声も多く上がっていた。タレントのビートたけし(73)は28日放送のTBS「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)に出演した際、「相変わらず酒飲んでたのかなあ」と吐露。ダウンタウンの松本人志(56)も29日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)で、「志村さんが回復した時には、本当にタバコをやめさせましょう。いまだに2箱吸ってる」と心配していた。

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2020年3月30日のニュース