落合博満氏 大学中退後にプロボウラー目指すも受験しなかったワケ「罰金払うのに…」

[ 2023年3月7日 17:35 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が28日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。球界屈指の腕前として知られる落合氏が「ボウリング」について熱く語った。

 プロボウラーを目指したことがあるという落合氏。当時の話を聞き出そうと直撃すると「(目指したことは)あったよ。まあ、おそらく(プロには)なれなかったと思うけどね。大学辞めて秋田で遊んでる時だよ」と1972年から73年ごろを振り返った。

 ボウリングをする環境として「兄貴がボウリング場の支配人やってたんで。まあ、それもオレが帰ってから、しばらくしてから支配人になったんだけどね。その関係でボウリング場に入り浸ってたっていう感じ」だったと回想。驚きだったのは、それまでボウリングをやったことがなかったということ。きっかけは「たまたまやることなかったからだよ」と笑った。

 ハウスボールから始めて、マイボールやマイシューズを買って熱中。当時、なかなか高額だったプレー代を従業員価格でやっていたこと、マイボールの穴の開け方、ボールの重さ、投げぬ際の目線、何時間待ちという人気だったボウリングブームについて雄弁に語った。最高スコアは「よく覚えてないんだよ…250~270くらいなんだろうとは思うけどね」と説明する中で、スタッフが「レーンによって違う」と言う落合氏の言葉に驚くと「あっ、ボーリング知らないんだ」とドヤ顔。レーンの端にオイルのないエリアがありスコアが出しやすいコンディションとされる「ハイスコレーン」と、レーンの端から端まで均一にオイルが塗られており難しいコンディションとされる「ベタレーン」について、さらに熱っぽく説明した。(動画の注釈には ※レーンコンディションについては落合博満氏が若かりし頃の話です との表示も)

 プロボウラーを目指しながらも、最終的にプロテストを受験しなかったという落合氏。理由は「兄貴の車運転して初心者マーク付けてなかったから。それの罰金払うのに受験料が消えたっていうだけのことだよ」と驚きのオチ。それでも、もし受験していても“プロボウラー 落合博満”の誕生は「無理だと思う。そんな生易しい競技ではない」とボウリングというスポーツ競技に敬意を忘れない落合氏だった。

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