栗山監督　「優勝してよ！」ファンの声に世界一約束「必ず一緒に喜べるように全力でいきます」

侍ジャパン強化試合   日本代表9ー1オリックス （ 2023年3月7日    京セラD ）

強化試合＜オ・侍＞初回2死一、二塁、3点本塁打を放った村上（右）、大谷（左）を出迎える栗山監督（撮影・北條　貴史）
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　9日開幕の第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は7日、京セラDで行われた壮行試合でオリックスと対戦。対外試合6試合目で初めて4番を外れた村上宗隆内野手（23＝ヤクルト）が待望の3ランを放つなど打線が爆発した。日本代表はWBC前最後の一戦を完勝し、いよいよ9日に初戦の中国戦を迎える。

　試合後、栗山監督は「宮崎の合宿から入ってあっという間に勝負が始まるという時になりました。皆さんのおかげで本当にいい準備ができたと思うので。勝ち負けというよりもできるかぎり、一つのいいチームになれるように課題をつぶしてきたつもりです。あとは選手を信じてやるだけなんで。ぜひ応援のほどよろしくお願いします。」とお立ち台でファンに呼びかけた。

　そしてチームの結束について問われると「短い期間でチームがひとつにならないといけないので。こういうケースはまれな形ではありますが。間違いなく選手の心はつながっているので。良いゲームをしてくれると思います」と話した。

　最後にファンへのメッセージを問われると、スタンドの男性ファンから「監督！優勝してよ！」の大きな声が。それに対し栗山監督は「ありがとうございます。選手を含めて私が一番優勝したいと思っていますが、ぜひ応援してくださる、そして野球が大好きな皆さん、みんなで必ず一緒に喜べるように全力でいきますので、応援というよりはぜひぜひ一緒になって戦っていただきたいと思います」と呼び掛け、大歓声を浴びた。