韓国代表・エドマン「すごく楽しみ」10日に迫った日韓戦での同僚・ヌートバーとの対戦心待ち

WBC強化試合   韓国代表7－4阪神 （ 2023年3月7日    京セラD ）

強化試合＜神・韓＞　二塁打を放った森下（左）と笑顔で会話するエドマン（撮影・大森　寛明）
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　ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する韓国代表が阪神と強化試合を行い、7－4で勝利した。

　韓国は1－2の5回にチェジョンの左前打をきっかけに姜白虎（カンベクホ）の適時打で追いつくと、無死満塁から金河成（キムハソン）の遊ゴロ併殺の間に三塁走者が生還。勝ち越した。さらに2死三塁から李政厚（イジョンフ）が打席に入ると、二保の暴投により追加点を挙げ、一挙3点を奪った。さらに8回には金慧成（キムヘソン）にソロ本塁打が飛び出すと、1死三塁からはスクイズで加点するなど、前日は10安打で2得点だった打線が奮起した。

　母が韓国出身で代表メンバーに入ったエドマン（カージナルス）は「1番・二塁」でスタメン出場。2打数無安打1四球と快音こそ響かなかったものの5回の第3打席は四球を選んでチームの逆転に貢献し「今日の試合に勝てたことは非常に嬉しい。WBC本番に向けて、良い形につながっていけば」と手応えを口にした。

　母親が日本人で侍ジャパンに入ったヌートバーとはカージナルスでは同僚だが、今回は“ライバル”として戦うことになる。「ヌートバーとは良い友達なので彼とはメールのやり取りをいつもしています」と頻繁に連絡を取っていると明かし「彼自身、日本でのプレーを非常に楽しんでいるようですが、私も同様に楽しんでいるので、彼と対戦できるのであれば、すごく楽しみにしている」と10日に迫った日韓戦での再会を心待ちにしていた。