ソフトB　育成5位・岡植「2年目、3年目でしっかり勝負したい」

室内で練習に励む岡植
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　国宝・姫路城の近くにある飾磨工高出身のソフトバンク育成5位新人、最速145キロ右腕の岡植純平（18）は筑後で初のキャンプを送った。「（自信のある）スライダーと真っすぐで押していけるところを、ここでももっと磨けていけたらと思います」と意気込んでいる。

　最初は内野手だった。中学でも少しかじっていた投手は指導者のススメで高校1年の秋から始めて才能が開花。昨夏の県大会2回戦では敗れはしたが優勝した社から10三振を奪うなど、片りんを見せた。「自分でもピッチャーの実力はないと思っていたので、やっていて良かったと思います」と感謝する。

　筑後では昨季1軍で登板し、故障のため今季は育成契約の奥村や、育成2年目の井崎ら投球フォームが似ている選手の動きをよく見ている。「いい部分は自分の中に取り込めていけたら」と貪欲。「1年目は体づくりをして、2年目、3年目でしっかり勝負したい」。千賀のように育成からの飛躍を誓った。

　◇岡植　純平（おかうえ・じゅんぺい）　2004年（平16）7月10日生まれ、兵庫県出身の18歳。小1でソフトボールを始める。飾磨工では甲子園出場なし。持ち球はストレート、カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ。1メートル77、71キロ。右投げ右打ち。