大谷翔平は1安打1四球で2打席とも生還 侍打線を活性化 頼んだ9日中国戦、二刀流出陣

[ 2023年3月7日 20:24 ]

WBC強化試合   日本代表―オリックス ( 2023年3月7日    京セラD )

<侍・オ>初回1死一塁、大谷は中前打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表の侍ジャパンは7日、京セラドームでオリックスとの強化試合に臨んだ。6日の阪神戦に続いて「3番・DH」で出場した大谷翔平投手(28)は1安打1四球で4回に代打が送られて交代した。

 初回1死一塁で迎えた第1打席は、オリックス先発の東にカウント1ボール2ストライクと追い込まれたが、4球目の低めの直球をとらえた打球は鋭く中前へ抜けた。この一打で一、二塁となり、4番に入った吉田の先制右前打、さらに6番村上の3ランを呼んだ。そして2回2死一、二塁では四球を選び、吉田の走者一掃三塁打へつなげ、2回までに7得点と打線を活性化させた。

 1974日ぶりの日本でのプレーとなった6日の試合は、3回に左膝をつきながら中堅フェンスを軽々と越える3ランを放つと、5回も中堅に2打席連続の3ランを運んだ。試合直後のヒーローインタビューでは「まだまだ声援が足りないので、もっともっと大きい声援をよろしくお願いします」とファンをあおった大谷。9日のWBC1次ラウンド初戦・中国戦では先発を務めることが予想される。日本を頂点へ導く準備は整った。

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