WBC優勝候補ドミニカに新たな懸念材料 主砲ソトのふくらはぎの張りが消えず代表合流に遅れ

[ 2023年3月7日 06:44 ]

パドレスのフアン・ソト外野手
Photo By スポニチ

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場予定のパドレスのフアン・ソト外野手(24)がドミニカ代表への合流を遅らせた、左足ふくらはぎの張りが消えないため。大リーグ公式サイトが報じている。

 6日(日本時間7日)マニー・マチャドがアリゾナ州のパドレスのキャンプ地を離れ、ドミニカ代表に合流すべくフロリダ州に移動したが、ソトはキャンプ地に残って軽いランニングと打撃練習。ソトは11日の第1戦(ベネズエラ戦)には出られると楽観視しているが、それまでに超えないといけないハードルがいくつかあり、チームに参加できたとしても役割は限定されるかもしれない。

 「(患部は)かなり良くなってきたが、球団は本当に大丈夫か、確認したいようだ」とソト。ドミニカ代表にとってはブルージェイズのウラジーミル・ゲレロが右ひざを痛め出場を断念したばかり。ソトも失いたくはない。オープン戦は絶好調でここまで11打数8安打、1本塁打、打率・727、7打点だ。

 パドレスのボブ・メルビン監督は、チームの指名打者でドミニカ代表のGMでもあるネルソン・クルーズと話し合っている。ふくらはぎの状態が良くなれば、チームに合流できるが、外野は守らずDHのみの出場になるかもしれない。あるいは1次ラウンドは全試合には出ず、休みながらかもしれない。メルビン監督は「私は彼は出られると思うし、本人もそれを望んでいる。しかしながら張りが消えず、しっかり走れない状態ならどうするかだ」と説明していた。

続きを表示

2023年3月7日のニュース