履正社「恐怖の3番」森田が春初戦で豪快2ラン「選抜で5割、2発」　4番・坂根も好調5安打

高校野球・練習試合   履正社17―6県岐阜商 （ 2023年3月7日    履正社G ）

＜履正社・県岐阜商＞5回に右前打を放つ履正社・森田（撮影・河合　洋介）
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　今春選抜に出場する履正社（大阪）が7日、今年初の対外試合となる県岐阜商との練習試合に臨んだ。

　19安打17得点と打線が機能した一戦で、3番・森田大翔（2年）が「春1号」を放った。

　7回2死三塁、投手が交代した直後の5打席目だった。1ボールからの直球を完璧に捉えた。目の覚めるような打球で左越え2ランを決めて、「調子は良くないけど、結果が出て良かったです」と胸を張った。

　昨秋の府大会で8戦4発と存在感を示し、この一発で高校通算19発目。選抜大会の開幕が迫る中、「甲子園では打率5割を目指したい。本塁打も2本打ちたいです」と目標を掲げた。

　さらに4番・坂根葉矢斗（2年）が5安打の固め打ち。選抜注目の「3、4番コンビ」が幸先よく好発進を決めた。