大谷翔平、第1打席は驚速の中前打 本人は塁上で首かしげるも、新4番の吉田の先制打呼ぶ

[ 2023年3月7日 19:17 ]

WBC強化試合   日本代表―オリックス ( 2023年3月7日    京セラD )

<侍・オ>初回1死一塁、大谷は中前打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表の侍ジャパンは7日、京セラドームでオリックスとの強化試合に臨んだ。6日の阪神戦に続いて「3番・DH」で出場した大谷翔平投手(28)は初回の第1打席に中前打を放った。

 1死一塁で迎えた打席。オリックス先発の東のカーブに2度空振りしてカウント1ボール2ストライクと追い込まれたが、4球目の低めの直球をとらえた打球は鋭く中前へ抜けていった。自らの打撃に納得がいかないのか、塁上で首をかしげる場面もあったが、この一打で一、二塁となり、4番に入った吉田の先制右前打を呼び込んだ。

 1974日ぶりの日本でのプレーとなった6日の試合は、3回に左膝をつきながら中堅フェンスを軽々と越える3ランを放つと、5回も中堅に2打席連続の3ランを運んだ。試合直後のヒーローインタビューでは「まだまだ声援が足りないので、もっともっと大きい声援をよろしくお願いします」とファンをあおった大谷。9日のWBC1次ラウンド初戦・中国戦へ、チーム、そして日本国民を鼓舞した。

 1日に帰国し、3日からチームに合流。「時差ぼけで体調100%ではなかった」と前日は話したが、好調な打撃が続いている。

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