阪神・平田2軍監督、巻き返しを狙う秋山の好投を評価「これぐらいは投げてもらわないと」

[ 2022年5月21日 22:23 ]

ウエスタン・リーグ   阪神3-0オリックス ( 2022年5月21日    くら寿司スタジアム堺 )

<ウエスタン 神・オ>7回無失点の好投を見せた秋山
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 阪神2軍は3―0で完封勝ち。打線は4回1死二塁で4番・井上が右前適時打を放ち、先制すると、7回には高寺の中犠飛、小幡の右中間適時三塁打で追加点を挙げた。投げては12日に出場選手登録を抹消された秋山が降格後初めての先発で7回5安打無失点と好投した。

 以下は平田2軍監督との一問一答。

 ――秋山が降格後、初の登板。
 「しっかりファームで投げ込んだり走り込んだりして、今日は若い中川がキャッチャーで自分がリードしてってところで中川もすごい勉強になったと思う。本人から若いキャッチャーを自分がリードしてやりたいってことで組み立ても自分で考えながらそういうところの課題をしっかりもってね。ちゃんとボールの切れも出てきたわね。これぐらいは投げてもらわないと」

 ――1軍では直球のキレが課題。
 「スピードがどうのっていうピッチャーじゃないんで。コーナーワークだったり出し入れだとか、そういうのはかなりできてたし、そういうところでまたこれから汗かいて暑くなってくると秋山は去年ぐらいのピッチングできる力はもってる」

 ――ファームも藤浪もいてと競争は激しい。
 「キャッチャーはいい勉強だな。中川は今日なんか受けてて、コントロールといい、コンビネーションといいそういったところではいい勉強。守備も締まるやん。それはピッチャーのそういうコントロールだとか、そういうところだと思うわ」

 ――井上が2試合連続で先制打。
 「今日はDHってことにしたけど、ここんところは勝負強くも(なってきた)。やっと2割を超えてそういうところが出てきだしたかな。下がしっかりしてきたかなってところやな。下半身がね」

 ――小幡も長打2本。
 「小幡なんかは昨日のバント。今日は早出でバントさせて。打つことはもちろんだけど、守りとバントはしっかり。昨日はこっぴどくあんなバント失敗ばっかりして。小野寺にしても情けないと思わなあかんねん。行ったり来たり。エスカレーター、エレベーターじゃあるまいし。でも、小野寺にしても大したもんよ。みんなそう。落ちてきて誰も落ち込むことない。よし、次また力つけて上がったるという、そういう気持ちが伝わるよ」

 ――秋山の次回登板は。
 「上の関係がアレだけど。上も先発陣が、(西)純矢、ガンケルのその辺もね。将司も明日投げてどうなるかっちゅうところはまだわからないんで。それは上のあれ(兼ね合い)なんでね」

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2022年5月21日のニュース