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広島・大瀬良 リーグトップに並ぶ5勝目は“パパ1勝”記念球は「息子に持っていきます」

[ 2022年5月21日 05:30 ]

セ・リーグ   広島11-5中日 ( 2022年5月20日    マツダ )

<広・中>今季5勝目を飾った大瀬良(撮影・奥 調)
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 広島・大瀬良大地投手(30)が20日の中日戦で8回7安打5失点と苦しみながら、リーグトップに並ぶ5勝目を挙げた。12日に第1子となる長男が誕生してから初登板となった一戦での“パパ1勝”。打線からは誕生祝いとなる12安打11得点の大量援護を受け、連敗を4で止める役割も果たした。

 大瀬良は6回までに5点を失いながら、何とか8回までたどり着いた。そこには、チームと家庭を守る「大黒柱」としての誇りが込められていた。

 「僕は、いけるところまでいくというスタンスだった。できるだけ長いイニングを投げたいと思っていた」

 先発予定だった13日のヤクルト戦が雨天中止となり、疲労を考慮されて中13日と間隔を空けて迎えた登板。初回のマクブルームの満塁弾など大量援護に支えられ、大胆に配球を組み立てた。恐れずに内角を使い、普段は多投しないチェンジアップも随所に散りばめた。4―0の2回に阿部に左越えソロを浴び、10―1の6回には木下の左越え2ランを含む一挙4失点。それでもエースの意地がある。失点を積み重ねながらも歯を食いしばり、最後の2イニングを3者凡退と立て直してマウンドを降りた。

 「(中13日は)疲労などを考慮していただいての措置だったので、リフレッシュさせてもらった分、貢献したいと思っていた。もちろんスイスイいけたらよかったのですが…。反省するところもあるけど、今日に関しては、何よりチームの連敗が止まったことが全て」

 12日に第1子となる長男が誕生した。出産に立ち会って以降の数日間は新型コロナ下の影響で面会できなかったものの、現在は母子ともに退院して家族3人での生活が始まっている。「生活がガラッと変わったけど、幸せで楽しいことばかり。手伝えることは手伝って楽しく生活しています」。“パパ1勝”の記念球も手に入れて、「息子に持っていきます」。これまでにはなかった帰宅の楽しみも増えた。

 「(長男が生まれて)最初の試合。5点を取られたけど、チームに勝ちをつけさせてもらったというところは、僕にとってはいい薬になる。次はしっかりと投げて、チームを勝たせる投球をしたい」

 引き分けを挟んで4連敗中だったチームにとっても大きな1勝となった。前回の4連敗を止めたのも大瀬良。チームの流れを変える「大黒柱」としての役割を見事に果たしている。(河合 洋介)

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