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阪神投手陣、3失点以下の連続試合21でストップ…9人全員投入も12回に悪夢4失点

[ 2022年5月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-6巨人 ( 2022年5月20日    甲子園 )

<神・巨>延長12回に敗れ整列しあいさつする矢野監督(前列左から2人目)ら阪神ナイン(撮影・後藤 正志)
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 激闘の結末は無情だった。阪神投手陣が継続してきた2リーグ制以降のプロ野球記録がついに止まった。延長12回無死満塁。この回を託されたアルカンタラが途中出場の立岡に決勝打を浴びた。代わった渡辺も代打・中田に中前へ2点打を打たれて5点目が入り、4月22日のヤクルト戦から続いていた3失点以下の連続試合が21でストップした。ベンチ入り全9投手を使い切る形で最後に投入した石井も岡本和に適時打を浴びた。

 矢野監督は13試合ぶりの失点で今季初黒星が付いたアルカンタラをかばった。

 「責めることはもちろんないよ、そんなん。全部一生懸命いってるんだから」

 振り返れば、12回は遊撃手・中野の失策で先頭打者を塁に出したことがきっかけだった。決勝打の立岡は詰まらせながら、前進守備を敷いていたために、二塁手・熊谷の頭上を越えた。「ずっとね、ミスが点になって、決めるところで点が取れないっていうね」。力なく振り返った。

 最後に崩壊したとはいえ、投手陣は責められない。先に2点を奪われ、相手に傾きかけた流れを引き戻したのもブルペン陣だった。

 7回から1イニングずつ、岩貞、加治屋、斎藤がスコアボードに「0」を刻んだことで、9回2死から大山の起死回生の2ランが生まれた。17日のヤクルト戦で1点リードを守れずに敗戦投手になった岩崎は10回1死満塁を切り抜け、11回の湯浅は力勝負で2三振を奪って3人斬り。先発の青柳を含め、計17三振を奪った。敗れたとはいえ、猛虎の強みが投手であることは変わりない。(倉世古 洋平) 

 ○…阪神の9人継投は88年9月17日広島戦での球団記録、9人継投に並ぶ2リーグ制以降34年ぶり2度目。前回は9回の試合。延長12回の今回は参考記録になる。また、巨人戦の17奪三振も04年8月1日の17奪三振(9回=球団記録)に並び、こちらも延長戦のため参考記録。

 ○…2―2の延長12回に4点を失い、1試合6失点。4月22日ヤクルト戦から続いていた連続試合3失点以下が21試合でストップした。2リーグ制以降では56年大映と58年中日の17試合を超える最長記録だった。

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