富士大がリーグ4連覇 プロ注目・金村尚真が15Kの快投 広島スカウト「栗林に似ている」

[ 2022年5月21日 18:42 ]

北東北大学リーグ最終週第1日   富士大11―2青森大 ( 2022年5月21日    八戸東運動公園 )

リーグ優勝に貢献した富士大・金村(撮影・柳内 遼平)
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 リーグ戦で8勝0敗の富士大が、7勝1敗の青森大を11―2で下し、4季連続37度目のリーグ優勝。全日本大学野球選手権(6月6日から7日間、神宮、東京ドーム)への出場を決めた。

 今秋のドラフト候補に挙がる最速150キロ右腕・金村尚真投手(4年)は先発し、7回を9安打2失点。140キロ台後半の直球にカーブ、フォークなど多彩な変化球を織り交ぜて15三振を奪った。

 2球団スカウトが視察し、広島・近藤芳久スカウトは「制球に安定感があり四球で崩れることがない。テイクバックの小さなフォームは栗林に似ている。変化球で緩急を使うことができ、どの球種でもストライクが取ることができる」と高評価を与えた。

 ◇金村 尚真(かねむら・しょうま)2000年(平12)8月29日生まれ、沖縄県豊見城市出身の21歳。上田小3年時に豊見城ジュニアで野球を始める。豊見城中では軟式野球部に所属し、侍ジャパンU15に選出。岡山学芸館では甲子園出場なし。富士大では1年春からベンチ入り。1メートル76、83キロ。右投げ右打ち。

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