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パドレス・ダルビッシュ 7回無失点で4勝目 今季3度目の無四球で与四球率2・15

[ 2022年5月21日 02:30 ]

ナ・リーグ   パドレス2-0フィリーズ ( 2022年5月19日    フィラデルフィア )

日本ハムの帽子をかぶり、移動するダルビッシュ(右)(パドレス公式ツイッターから)
Photo By 提供写真

 パドレスのダルビッシュ有投手(35)は19日(日本時間20日)、フィリーズ戦に先発して今季最多の108球、7回を投げ無四球で6安打無失点で今季4勝目を挙げた。無四球は今季3度目で、与四球率(1試合あたりの与四球数)はリーグ8位タイの2・15。かつての奪三振王が、新たなスタイルでチームをけん引する。

 慌てることはなかった。2―0の6回1死一、三塁がこの試合、唯一の得点圏だった。ダルビッシュは、強打者のシュワバーを96・7マイル(約155・6キロ)の直球で空振り三振。続く好打者カステラノスもこの日最速の97・7マイル(約157・2キロ)で二ゴロに仕留め、7回無失点の好投につなげた。

 「ストライクを取ることに余裕があった。無四球は何個三振を取るよりも一番気持ちが良い」

 メジャー220試合目の登板を迎えた35歳が喜んだのは、無四球投球だった。試合中に「一番、変えたのは左肩を中に入れること」と体の開きを抑えるように修正し、制球も球質も上がった。ストライク率70・4%と、ゾーンの中で打者を圧倒。無四球は5月2度目で今季3度目。与四球率2・15は20年の1・66に次ぐ自身で2番目に低い数字と、高い制球力で、先発した試合でのチーム6連勝に導いた。

 本拠地と3時間の時差がある東海岸への8日間の遠征最終日。デーゲームでもあり「朝起きた時もぼけっとしていて難しかった」と苦笑いしたが、好投でチームを勝利に導いた。球団公式SNSは試合後、本拠へ戻る移動時のチームの様子を「Happy flight」と投稿。気分上々の移動をもたらしたダルビッシュも、古巣・日本ハムの帽子をかぶり、にこやかだった。(杉浦 大介通信員)

 《「四球率」最多勝した20年次ぐ少なさ》ダルビッシュが今季3度目の無四球投球。メジャー移籍後、5回以上を投げての無四球試合の最多は19年の11試合で、次いで17年が4度、13、21年と並び早くも3番目に多い3度に並んだ。9イニングあたりの四球数を示す「四球率」は今季2.15で、短縮シーズンで最多勝を獲得した20年の1.66に次ぐ少なさ。一方で奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は今季7.2で、昨年まで続いた2桁を大きく下回っている。

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