【中日・立浪監督に聞く】根尾の今後に「これから色んなことを考えないといけない。今年1年」

[ 2022年5月21日 17:36 ]

セ・リーグ   中日1-10広島 ( 2022年5月21日    マツダ )

<広・中>8回2死一塁、中村健の打球にグラブを出す根尾 (撮影・奥 調)
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 中日の根尾昂外野手(22)が、21日の広島戦で1軍マウンドではプロ初登板を果たし、1回無失点に抑えた。

 点差の開いた1―10の8回に6番手で登板。先頭打者の坂倉に右前打を浴びたが、続く小園を右飛、磯村を中飛に退けると、最後は中村健を二ゴロにしとめ、役割を果たした。

 以下、試合後の立浪監督と一問一答。

 ―根尾が登板した。
 「昨日もあれだけ投手が投げているので、最後1人、どうしても足りなかったので、きょうは投げさせましたけども。根尾に関しては、まだまだ基本、真っすぐとスライダーだけなので、真っすぐを狙われて、良い当たりされたり、ヒットも打たれましたけど、ただ、なかなか簡単に四球を出さなかったり、ストライクを投げられるというだけでも。投球練習とかやってはいたんですが、またこういう展開で投げることはあるかもしれないです」

 ―大差で勝っている展開もあるのか。
 「大きく勝っているときは他の投手でいきますけど、投手がいなかったときは」

 ―今後は投手の経験も積ませたい?
 「そうです。根尾に関していえば、これから色んなことを考えないといけない。色んな見方とか、色んなことを言われると思いますけど、何とか根尾をいかしていかないと、ね」

 ―投手も遊撃手もやるのは難しいが。
 「今年1年で、根尾のことは考えながら、やっていきたいと思います」

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