阪神・植田は100万円増でサイン 勝負どころで決めた10盗塁に評価 来季へ「レギュラーを争う」

[ 2021年12月3日 16:00 ]

年俸がアップし、表情も少し緩む阪神・植田(代表撮影)
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 阪神・植田海内野手(25)が3日、西宮市内で契約交渉に臨み、100万円アップの年俸1750万円でサインした(金額はいずれも推定)。

 「ちょっと上げてもらいました。納得いく額?そうですね。盗塁とかで少しは貢献できたと思います」

 18年の104試合出場をピークに、出場試合数や打席数は減ったが、勝負どころでの代走起用で10盗塁に成功。盗塁失敗は1回だけとスペシャリストとしての結果を残したことがプラス材料になった。9月25日の巨人戦(東京ドーム)では1点差の9回、糸原の代走で二盗を決め、サンズの安打で同点のホームを踏むなど、今季の15得点の内容は濃かった。

 「盗塁をもっと増やすためにも、打撃を上げてスタメンを増やしたい」と新任の藤井康1、2軍巡回打撃コーチのアドバイスで重心を前に置いたフォームの挑戦中。「レギュラーを争う」と決意を語った。

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2021年12月3日のニュース