ロッテ、マジック点灯へ試練 朗希が先発予定も緊急回避で連敗 急きょ昇格土肥が先発も2回3失点

[ 2021年9月24日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ0-5ソフトバンク ( 2021年9月23日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>敗戦にガックリと引き上げるロッテナイン(撮影・西川 祐介)
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 優勝マジック点灯を目前としながら、足踏みが続くロッテに、またも緊急事態が発生した。主砲マーティンの右足甲骨折が判明してから、わずか2日後。今度は中12日で、この日のソフトバンク戦に予告先発されていた高卒2年目右腕・佐々木朗が登板回避となった。

 前日は元気な姿で練習に取り組んでいた。報道陣にも対応し、「自分のやれることをやりたい」と本拠地初勝利へ意気込んだ。10日の楽天戦で自己最長の8回を投げて2失点と好投した19歳に、何が起こったのか。井口監督は「昨日の試合終わりで、ちょっと腰が張っていると報告を受けた」と明かした。

 ここからはギリギリまで佐々木朗の登板可否を見極めた。左腕・土肥を同時に出場選手登録させて、どちらに転んでも対応できるように万全を期したが、最終的には「朝の状態で厳しいということなので、土肥になった」と指揮官は説明した。

 ただ、19年秋に左肘を手術し、昨季1、2軍で1試合も登板できなかった左腕の2年ぶりの復帰舞台としては、さすがに厳しかった。初回こそ無失点で切り抜けたものの、2回に先頭・柳田に先制ソロを浴びると、その後は制球も乱れ、2回3失点で降板した。「何もできなかった」と土肥は悔やみ、試合後の指揮官は「急きょでしたからね」と責めなかった。

 今季7度目の零敗で連敗を喫し、11カードぶりの負け越し。2位・オリックス、3位・楽天も敗れたことは救いだが、05年以来のリーグ制覇へ、試練は続く。この日出場選手登録した佐々木朗の今後について、井口監督は「トレーナーの報告では、そこまで悪いと聞いていない。明日の状態を確認してから」とし、再び抹消とする可能性も口にした。残り27試合。今季2勝ながら防御率3・05と安定感も増してきた佐々木朗が不在となれば、戦力的にも痛い。(横市 勇)

 ≪朗希腰部の張り訴え≫佐々木朗(ロ)が腰部の張りを訴え、予告先発投手が土肥に変更された。ロッテの予告先発変更は94年5月18日オリックス戦の小宮山悟(右肘痛)→ハートリー、01年6月25日西武戦の横田久則(ぎっくり腰)→薮田安彦以来20年ぶり3度目。ハートリーのみ勝利投手となっている。ハートリーは来日初先発初勝利となったが、シーズン途中で退団。代役先発での1勝が日本での唯一の白星となった。

 ≪マジック最短点灯25日≫首位・ロッテ、2位・オリックスがともに敗れたため、ロッテの最短での優勝マジック点灯は25日に延びた。ロッテが西武に連勝、オリックスが楽天に連敗すればM19が出るがどうか。

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