ダルビッシュ9勝目ならずも力投「自信になります」 メジャーで10年、周囲に感謝

[ 2021年9月24日 10:27 ]

ナ・リーグ   パドレス7―6ジャイアンツ ( 2021年9月23日    サンディエゴ )

ジャイアンツ戦に登板したパドレス・のダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(35)が23日(日本時間24日)、サンディエゴでのジャイアンツ戦で今季29度目の先発登板。5回1/3を投げ、3安打3四球7奪三振4失点で今季9勝目はならなかった。試合は延長10回パドレスが7―6のサヨナラ勝ち、連敗を「5」で止めた。

 試合後の一問一答は以下の通り。

――今日のピッチング。
「真っ直ぐも2シームも良かった。途中から左打者にも真っ直ぐ系をよく投げた。スプリットもすごくよかった」

――チームに勝つチャンスを与えた。
「先発としての最低限の仕事。それまでチームに勝つチャンスを与えることができていなかった。毎試合良いピッチングがしたい」

――本拠地で最後の登板、サンディエゴのファンに1年を振り返って。
「いろんなことがあった1年ですけど、投げるときはファンの人がたくさん来てくれて、球場を出るときも勝っても負けてもすごく声をかけてくれていた。ファンの人たちに感謝したい」

――連敗ストップ。
「試合後みんな喜んでいた。僕も調子の良いジャイアンツ打線に対し、ヒット3本だったので。スライダー、カッターがなかなか上手くいかない中で、速球系とスプリットでそれができて自信になります」

――前回苦しんだジャイアンツ打線に対しどう修正したか。
「修正と言うか、前回はフォームが良くなかった。セントルイスでの時のような感じで投げることと、変化球は前回狙われていたので、使う場所をすごく気をつけました」

――メジャーサービスタイムで10年に到達。
「たくさんの人が10年を迎えられるわけではない。僕の場合は長期契約に守られてここにいますけど、家族もそうですし、ファンもそうですし、チームのスタッフ、チームメートがいたから、自分が10年を迎えられている。本当に感謝しています」

――今日で規定投球回数に達した。
「左の股関節を1回痛めて、そこから痛み自体は良くなったんですけど、股関節の可動域など制限はあったので、本来のフォームで投げられない厳しさはあった。もやもやしながら投げている。ただ肩でも肘でも、筋肉的な部分では疲れがない。残念な部分はありますが、自信になっている部分もあります」

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2021年9月24日のニュース