原監督「6点でよく抑えた…6点もよく取った」 ドローも前向き 自ら向かったマウンドは「意思確認」

[ 2021年9月24日 21:59 ]

セ・リーグ   巨人6―6阪神 ( 2021年9月24日    東京D )

<巨・神>9回、ピンチを招いたビエイラ(中央)に自ら声を掛ける原監督(撮影・椎名 航)
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 巨人は帰って来た守護神ビエイラが9回表に追いつかれ、優勝戦線生き残りを懸けた阪神との直接対決3連戦初戦で痛恨のドロー決着。球団新記録となるシーズン17度目の引き分けに終わった。

 追いつかれた直後の9回裏、1死満塁のサヨナラ機を逃してドローに終わった巨人の原辰徳監督(63)は試合後、最後はあと一歩…と声をかけられると「そうですね」と応じ、粘り強く戦った…の質問にも「そうですね」と一言。9回のビエイラについて水を向けられると「6点でよく抑えたっていうところ。しかし、6点もよく取った。でも、7点目が両軍取れなかったというところでしょうね」と両軍合わせて20安打が飛び交った3時間26分の死闘を振り返った。

 中5日で登板した先発左腕・メルセデスが初回に2点先制を許して3回3失点KO。だが、0―3で迎えた3回に岡本和が同点の38号3ランを放つと、丸も17号2ランで続いて一気に5―3と勝ち越した。4回にも坂本の左前適時打で1点を加えて6―3とリードを3点に広げたが、直後の5回に2番手右腕・桜井がマルテに左越え19号2ランを被弾して6―5と1点差。それでも3番手右腕・畠が6回、7回と2イニングを打者6人でピシャリと抑え、8回も4番手左腕・中川が3者凡退。1点リードで迎えた9回だったが、ビエイラが守り切れなかった。

 6―5で迎えた9回、右ひじ違和感による登録抹消を経て5日の阪神戦(甲子園)以来となるマウンドに上がった守護神だったが、先頭・糸原をいきなりストレートの四球で歩かせると代走・植田に二盗を決められ、続くサンズに中堅フェンス直撃の二塁打を打たれて同点。なおも1死三塁とピンチが続いたところで自らマウンドに向かった原監督は「意思確認ですね」とその時を振り返った。指揮官の激励を受けたビエイラは代打・糸井を157キロ直球で空振り三振。坂本は四球で歩かせ、2死一、三塁とピンチが続いたが、近本を空振り三振に仕留めて負けがなくなるとマウンド上で吠え、何度もガッツポーズを作った。

 結果は引き分けに終わったが、3回に飛び出した岡本和の同点3ランについて「それはもうね。ムードがね、風があまりいい風が吹いていないっていう雰囲気でね」とした原監督。「八百板がね。でも、2アウトを取られてからもよく粘ってね、と思いますよ」と、一挙5点を取った3回、先頭・メルセデスの代打に出た八百板が中前打したことにも触れた。この回、八百板が安打で出塁するも吉川が投ゴロ併殺打で一気に2死走者なし。だが、ここから松原四球、坂本左前打でつないで岡本和の3ランで追いつき、丸に勝ち越し2ランが飛び出した。

 連日、直接指導している丸についても「丸もね。うん。さっき(9回)もね。スーパープレーみたいなね。そういうことですね」と9回1死満塁からサヨナラ打になりそうだった遊撃への当たりを中野の好守に阻まれたことも含めて丸の復調気配を喜んだ原監督。25日は今月すでに3勝を挙げているエース菅野が先発するが、仕切り直しの一戦に「もちろん!もちろん、もちろん」と気合を入れ直していた。

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