優勝マジック1 阪神弟、甲子園で歓喜へ 平田2軍監督「皆さんに楽しんでほしい」24日からオリックス戦

[ 2021年9月24日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神4ー2広島 ( 2021年9月23日    由宇 )

<ウエスタン 広・神>9回、栄枝の適時内野安打で生還した小野寺(右)を迎える平田2軍監督(右から2人目)
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 阪神2軍は23日、ウエスタン・リーグ広島戦に4―2で逆転勝利し、3年ぶりの優勝に王手をかけた。

 「勝ちたい、という執念。あと3試合残すところで最後までこういう緊張感のあるね。一つ一つがシビれる。全員が頑張ったところが9回の逆転につながるというところよ」

 平田2軍監督は2点劣勢の9回に逆転劇を演じたナインの集中力を称えた。相手失策と2本の安打で1死満塁の好機をつくると、まずは栄枝が「“なんとかしよう”という気持ちが出た」と適時内野安打。遊撃・矢野の三塁悪送球も重なり、二走・小野寺も生還して同点に追いついた。なおも1死一、二塁で長坂が決勝の左前適時打。「自分が出たところで自分のできることをやるというところ」。さらに高橋樹の暴投でもう1点追加し優勝マジックを「1」とした。

 きょう24日からは甲子園でオリックス3連戦。「こうやっていい感じで帰れたということは選手の(働きの)たまもの。甲子園で、ファンの皆さんに楽しんでほしいね」と指揮官。甲子園で、地元の虎党の前で、歓喜の瞬間を迎える。(須田 麻祐子)

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2021年9月24日のニュース