巨人・坂本 王貞治の記録に並ぶ 歴代8位タイの通算171度目猛打賞 最年少400二塁打にもあと2

[ 2021年9月24日 21:03 ]

セ・リーグ   巨人6―6阪神 ( 2021年9月24日    東京D )

<巨・神>4回1死二塁、坂本は左前適時打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 巨人のキャプテン、坂本勇人内野手(32)が優勝戦線生き残りを懸けた阪神との直接対決3連戦初戦(東京D)で今季8度目の猛打賞。通算171度目の猛打賞をマークし、王貞治(巨人)に並ぶ歴代8位タイに浮上した。歴代1位は張本勲(ロッテ)の251度。

 「3番・遊撃」で先発出場した坂本は0―3で迎えた3回の第2打席で2死一塁から左前打を放ち、主砲・岡本和の同点3ランと丸の勝ち越し2ランを呼びこんだ。5―3で迎えた4回の第3打席では1死二塁で左前適時打。6―5となって迎えた6回の第3打席は3番手左腕・及川の速球に空振り三振に倒れたが、6―6で迎えた9回の第5打席で相手守護神スアレスの初球ツーシームを中越え二塁打とし、15日のDeNA戦(東京D)以来7試合ぶり、今季8度目の猛打賞となった。なお、坂本はこの二塁打でNPB史上最年少での通算400二塁打達成にもあと2としている。

 坂本は15日のDeNA戦(東京D)で14号2ラン、15号ソロと2打席連発アーチ。4―6で迎えた9回には同点打を放って3安打4打点と活躍して岡本和のサヨナラ犠飛を演出した。18日のヤクルト戦(東京D)では4回に反撃ののろしを上げる16号ソロ。7回には左翼線へ同点の2点適時二塁打を放って2安打3打点とし、一時は4点差をつけられた試合を今季16度目のドローに持ち込んだ。前日23日の広島戦(マツダ)では3回に19日の阪神戦(甲子園)以来3試合ぶり、7戦5発目となる18号2ランを放っていた。

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2021年9月24日のニュース