プロ初勝利の西武・田村、お立ち台で号泣 “豊作の16年組”同期活躍刺激に「いつか自分も」

[ 2021年9月24日 22:26 ]

パ・リーグ   西武5―4ロッテ ( 2021年9月24日    メットライフD )

<西・ロ>涙を拭いながらインタビューに応じる田村 (撮影・白鳥 佳樹)
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 苦節5年、66試合目に刻まれた「1」。プロ初勝利を挙げた西武・田村はお立ち台で「なかなか、ここまで結果が出ない日が続いたんですけど…」と話すと、涙腺が決壊した。

 先発の今井が、3回4安打7四球で3失点と大荒れ。1点を追う4回から2番手でマウンドに上がった。2死から安田に8号ソロを浴びたが、その裏に同点に追いつき、5回を無失点で切り抜けると、直後に味方が勝ち越しに成功。中継ぎ陣が6回以降を無失点に抑え、プロ初勝利が転がり込んできた。

 兵庫県出身の27歳。報徳学園では1年夏に4強入りに貢献し「スーパー1年生」と騒がれた。立大で通算8勝を挙げ、プロの門を叩いた。近年の西武では豊作と言われる16年ドラフト6位。同3位の源田は昨季から主将を任され、12球団No.1の遊撃手へと成長。同5位の平井は19年に81試合登板のパ・リーグ新記録を樹立した。

 「源田さん、平井さん、たっちゃん(今井)の3人は早くから活躍していたので、いつかは自分も同じ舞台で戦えるようにと思ってずっとやってきました」。輝かしい同期たちの活躍を尻目にこれまでのほとんどがビハインドでの登板。勝ち負けはおろか、セーブ、ホールドも記録されていなかったが「それが自分の役割だと思っていたので、いつか付けばいいな」と黙々と投げ続けた。同期で1位入団の今井を救う好救援に就任5年目の辻監督も「私の同期でもあるしね。アイツは真面目に頑張ってきたからうれしい1勝」と笑顔。カクテル光線を浴びた田村の笑顔はグラウンド上の誰よりも輝いていた。(花里 雄太)

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