青学大が初勝利 東都6年ぶり1イニング10得点大勝 主将・泉口が仕上げの2ラン

[ 2021年9月24日 05:30 ]

東都大学野球 第2週第2日   青学大10ー1国学院大 ( 2021年9月23日    神宮 )

<国学院大・青学大>4回1死三塁、右越え2点本塁打を放ち、この回チーム10得点目を挙げる青学大・泉口(撮影・木村 揚輔)
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 2回戦3試合が行われた。青学大は国学院大を10―1で下し、今季初勝利をマークした。4回に泉口友汰主将(4年)が右越え2ランを放つなど、打者13人の猛攻。1イニング10得点はリーグ6年ぶりの記録となった。中大は日大に4―2で競り勝ち、今季初勝利を挙げた。

 仕上げの一打は主将のバットから生まれた。0―0の4回に打線がつながり8点を奪うと、なお1死三塁で泉口が右越え2ラン。1イニング10得点は15年秋に亜大が日大2回戦の7回に記録して以来6年ぶり。「全員がつなぐ意識あった。みんなで盛り上がって全員で攻めた結果。勢いに乗っかった」と振り返った。

 今春リーグ戦では開幕から40打席目で初安打と苦しんだが、タイミングの取り方を修正したことが奏功して、今季は開幕戦の第1打席で安打をマーク。「無駄をなくして、シンプルに投手に対して打ちにいくこと」を意識し、持ち前の思い切りのよさも取り戻している。チームの2桁得点は13年春以来。今季4戦目で初勝利を挙げた安藤寧則監督は「結果として出たのは良かった」と胸をなで下ろした。(川島 毅洋)

 ▼国学院大・鳥山泰孝監督(1イニング10失点は)記憶にない。一つ間違えるとこうなるのが東都の1部だと思う。

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2021年9月24日のニュース