九国大の伊藤監督が今秋のリーグ戦を持って勇退 ソフトB・川島、広島・松山ら育てる

[ 2021年5月10日 07:47 ]

 九国大硬式野球部の伊藤健治監督(70)が今秋リーグ戦をもって退任することが10日までに分かった。

 伊藤監督は熊本・九州学院、八幡大(現九国大)、門司鉄道管理局(現JR九州)で捕手として活躍。JR九州などの監督を経て92年に九国大の監督に就任した。春秋合わせて23度のリーグ優勝を果たし、ソフトバンクの川島慶三(37)や広島の松山竜平(35)、元DeNAの下園辰哉(36)らを育てた。退任後は総監督としてチームに携わる予定で、後任には同校OBで社会人のヤマハで活躍した河野拓郎コーチ(29)が就任する。伊藤監督は「23回の優勝を破ってみろと言っています」と河野コーチへエールを送った。

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