阪神・糸井 超人からこぼれた満面の笑み 今春キャンプからの厳しい姿勢が結果に

[ 2021年5月10日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-2DeNA ( 2021年5月9日    横浜 )

<D・神>4回無死三塁、糸井は右中間に2ランを放つ(撮影・坂田 高浩)
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 【記者フリートーク】満面の笑みがこぼれた。普段は寡黙にプレーする阪神・糸井が喜びを爆発させた。今年にかける強い覚悟が結果につながり、表情も緩んだ。置かれた立場を理解し、調整ではなく、競争する気持ちで挑んだ今春キャンプ。午後2時ごろに球場を後にすることもあった昨春までとは違い、夕方まで黙々と打撃練習に努め、とにかく自分と向き合った。

 開幕後も姿勢は変わらない。デーゲームの遠征から帰阪後もすぐにウエートトレーニングに励むなど、出番が来る日を信じて準備してきた。「いつでもどこでも力を出せるように」。心の奥底には悔しさ、不安、いろんな思いが交錯していただろう。決勝弾の後の表情がすべてを物語っていた。(阪神担当・長谷川 凡記)

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