西部ガス 新人コンビで進撃 3連勝で予選リーグ突破

[ 2021年5月10日 08:10 ]

第73回全国社会人野球JABA九州大会第3日 ( 2021年5月9日    北九州市民ほか )

<西部ガス・日本製鉄大分>西部ガスは1点を追う2回に新人・野中が反撃の口火を切る同点ソロ、ベンチのナインに祝福される
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 西部ガスが亜大ルーキーコンビの活躍で予選リーグを3連勝で突破、準決勝一番乗りを決めた。西部ガスは2回に6番・DHの新人、野中翔太(22)が同点1号ソロ、4回は同じく2番・一塁の平野友都(22)の中前打を口火に4点を挙げて勝ち越し、日本製鉄大分を6―2で下した。JR九州は三菱自動車倉敷オーシャンズに1―2で初戦惜敗した。

 西部ガス3連勝の原動力は、大黒柱の村田を中心に安定した投手力はもちろん新人の加入で底上げされた攻撃陣にもある。「しっかり機能してくれ、軸にもなっている。何よりうれしく頼もしい」。香田誉士史監督はチームを活性化させる亜大コンビ、野中と平野の働きに目を細めた。

 1点を先取された2回。亜大でDH・4番を務めたスラッガー、野中が先陣を切る。「普段通りのスイングをすることを心がけた」。初球は豪快に空振りしたが3球目の内角直球をとらえ左越えに社会人1号。「少し詰まったのでまさか入るとは。半信半疑でベースを回った」と初々しく振り返った。

 2番打者の平野とは幼なじみ。一緒に野球を始めた佐賀・諸富南小3年から諸富中、佐賀商、亜大と通算14年同じユニホームで汗を流した。前日の東海理化戦で平野が先に社会人初アーチを決め、この日は「いつも切磋琢磨(せっさたくま)している」という野中が続いた。

 平野も4回に「先頭打者で何とか出塁したかった」と3試合連続安打の中前打を決めチャンスメーク。一挙4点の勝ち越しを引き出した。チームは昨年の都市対抗で8強入りし今季は日本一が目標。「そのための力になりたい」と口を揃える亜大コンビ。まずはJABA九州大会の頂点を目指す。

 <JR九州>1点を追って9回に新人・友利の左前打と敵失などで満塁機を作ったが及ばなかった。「相手の矢部投手は好調で打たれていないのは知っていた。だがここまで打てないとは」と野中憲二監督。散発2安打の打線を嘆いた。昨年はコロナ禍で都市対抗予選を辞退。1年間公式戦から遠ざかった試合勘不足が響くが指揮官は「明日勝てばまだチャンスはある」と巻き返しを誓った。

 ▽第3日の成績
西部ガス6―2日本製鉄大分
三菱自動車倉敷オーシャンズ2―1JR九州
王子2―0Honda
パナソニック7―1Honda熊本

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