駒大執念の逆転サヨナラ勝ち 入れ替え戦回避へ14日に東洋大と最終決戦へ

[ 2021年5月10日 12:23 ]

東都大学野球・最終週第1日   駒大5―4東洋大 ( 2021年5月10日    神宮 )

<駒大・東洋大>延長タイブレーク10回1死二、三塁、鵜飼のサヨナラ2点適時打で生還した与倉(手前)を出迎える新田(中央)ら駒大ナイン(撮影・河野 光希)
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 今春の東都1部リーグは7校での2回戦総当たり方式。6、7位校と2部優勝校の3校で、入れ替え戦を行うルールとなっている。

 駒大が入れ替え戦を回避するための条件は、東洋大に連勝すること。一方で、東洋大は1勝すれば1部残留が決まる。最終週に激突した両チームは気迫を前面に出し、手に汗を握る試合をした。

 駒大・大倉孝一監督は試合前、ナインにこう言った。

 「優勝が決まるのも入れ替え戦が決まるのも最終週。これが東都の醍醐味(だいごみ)。土壇場で野球をする経験をしようじゃないか」

 初回に2点を失っても、慌てない。4回に1点を返し、6回には新田旬希主将(4年・呉)の左前適時打で同点。2―2のまま延長10回からはタイブレークに突入した。

 2点を追う、10回。1死二、三塁から与倉良介(3年・向上)の中越え二塁打で1点を返し、最後は4番・鵜飼航丞(4年・中京大中京)が左前に運び、逆転サヨナラ勝ち。「ランナーを還すことと、後ろにつなごうと思った」と振り返った。

 鵜飼は3球で追い込まれながら「2グリップくらい短く持った。内角の強い投手なので」と工夫を凝らしてチームを救う一打を放った。大倉監督は「うちのチームはテンションが変わらない。凄い前向きなので。いつも通り、ハツラツとしていた」とプレッシャーのかかる大一番を制したナインの集中力に目を細めた。14日の東洋大との最終戦で、勝ったチームの1部残留が決まる。(川島 毅洋)

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