星稜・奥川 センバツ以来の公式戦登板も6回2安打無失点の好投、MAX150キロも

[ 2019年6月1日 16:18 ]

春季北信越地区高校野球大会1回戦   星稜6―0砺波工 ( 2019年6月1日    富山アルペン )

力投する星稜・奥川
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 今秋ドラフト有力指名候補の星稜(石川)・奥川恭伸投手(3年)が先発。6回2安打無失点の好投でチームを勝利に導いた。今春選抜大会2回戦・習志野戦(千葉)以来の公式戦登板を「立ち上がりは公式戦独特の雰囲気もあって体が動きにくかった。緊張で体が固まっていましたが、回を重ねるごとに体の力が抜けて、バランス良く投げられた」と笑顔で振り返った。

 3回までは無安打投球。1―0と膠着(こうちゃく)状態に入った4回1死、意図的にギアを上げ、自己最速にあと2キロに迫る、この日最速の150キロを計測した。「出しに行きました。自分が150キロを出すことで球場の雰囲気を変えられる。それを見に来られている人もいると思うので。体の重さや緊張が抜けてきて、ストレスなく腕が振れるようになってきた」。その後、味方失策と内野安打で1死一、二塁としたが、5番打者を冷静にチェンジアップで一ゴロ併殺。6回を投げて6三振を奪い、与えた四球は0。阪神、巨人など視察した国内11球団スカウトに三塁を踏ませない好投を披露した。

 4月14日の練習試合登板後に右肩に軽度の張りを発症。大事を取って春季石川大会では登板しなかった。5月25日の北越(新潟)との練習試合で実戦復帰し、4回2安打無失点、6者連続を含む8奪三振を記録。翌日の練習試合でも2回を投げるなど状態を上げてきていた。「先週、久しぶりに試合に投げて、そこからも1週間開いている。不安しかなかったけど、想像よりいいデキだった。力で押すより、外でカウントを整えたり、変化球を低めに集めたり。そういうことができた」と手応え十分の内容だった。

 2日には東海大諏訪(長野)との2回戦を控える。北信越大会の春4連覇、3季連続優勝を目指すチーム。頼れるエースは「変な張りがなく、筋肉痛くらいなら、頭(先発)でも中でも後ろでも、しっかり準備したい」と表情を引き締めた。

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