阪神・福留抹消へ 右ふくらはぎ張りで途中交代 試合中に病院直行

[ 2019年6月1日 05:33 ]

セ・リーグ   阪神1―2広島 ( 2019年5月31日    マツダ )

2回1死、福留は三邪飛に倒れ、うつむいてベンチに戻る(撮影・坂田 高浩)
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 阪神は31日の広島戦で延長11回サヨナラ負けし、連勝は3で止まった。福留孝介外野手(42)が「右ふくらはぎの張り」を訴え3回の守備から交代し病院に直行。1日に出場選手登録を抹消されることが濃厚になった。

 1―1の延長11回2死一、二塁。野間の打球が前進守備を敷く右翼・糸井のはるか頭上を越え、虎は力尽きた。9回に追いつく粘りを見せたが、首位・広島との直接対決は黒星発進。この1敗以上の大きな心配事も発生した。頼みの福留が3回の守備から早々と交代。ポイントゲッターを失った打線は相手先発・床田に7回無失点の快投を許し、最後は劇的勝利を決められた。

 3回裏が始まる前、場内アナウンスで「タイガースのレフト、福留に代わりまして中谷」と放送されると、敵地の虎党からざわめきが起こった。2回の第1打席は三邪飛に倒れていたが、グラウンド上では特に異変を感じさせる仕草はなし。ただ、ベンチを下がった後にトレーナーを伴って広島市内の病院に直行した。球団広報は「右ふくらはぎの張りで大事を取って交代した」と説明。矢野監督も試合後、渋い表情を浮かべた。

 「ちょっとね。まだはっきり何か言えるということはないんだけど。そのまま出られるような感じではなかったんで、代えた」

 巨人・上原の電撃引退に伴い、セ・リーグ最年長選手となった42歳。普段から「この年齢になればケガしないことが一番大事」と話していたが、アクシデントに見舞われたのは事実。重傷ではないもようだが、患部が患部で、長いシーズンを考慮し、1日に出場選手登録を抹消されることが濃厚だ。

 甲子園で2試合連続で巨人に打ち勝って来た打線の勢いは、難敵に止められた。今季ブレーク中の床田の前に3回まで無安打。4回2死から糸井がチーム初安打となる三塁内野安打を放つなど2安打したが、前夜に先制3ランを含む4打点と大暴れした4番大山は無安打に終わった。

 それでも、土壇場の9回に守護神・中崎から1点をもぎ取り、延長戦に突入させる執念は見せた。「いい試合をしたよね。最後はこういう結果になったけど。やるべきことをみんなしっかり出してくれた。これをどう生かすかということ」と前を向いた矢野監督。“福留不在”の中で真価が問われる戦いとなる。(山添 晴治)

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