日本航空石川・重吉 2番手で登板、変化球中心投球で6回4安打無失点

[ 2019年6月1日 19:28 ]

春季北信越地区高校野球大会1回戦   日本航空石川0―1敦賀気比 ( 2019年6月1日    高岡西部総合公園 )

力投する日本航空石川・重吉
Photo By スポニチ

 今秋ドラフト指名候補の日本航空石川(石川)・重吉翼投手(3年)が0―1の3回から2番手として登板した。6回4安打無失点と好投したが、初回に失った1点が最後まで重くのしかかり、チームは敦賀気比(福井)に敗戦。「なかなか簡単に打てないときもある。確実に1点を取っていくチームづくりと、投手陣もレベルアップしていきたい。今日はすごく課題が見えた」と反省を胸に、夏に視線を切り替えた。

 1メートル83、84キロの体から投じる最速146キロの重い直球が武器。だが持ち味の剛球で押すのではなく、カーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットと多彩な変化球を中心に投球を組み立てた。そこには明確な理由があった。

 「2年の秋に練習試合をしたとき、直球で押す投球をしたので、相手も研究してくると思った。今日も最初は直球主体で行きましたが、それを打たれていた。対応、修正してきたと思った」
 登板直後の3回に2安打を許し、柔軟に攻め方を切り替えた。6イニングで奪った三振は4つ。打たせて取る投球を徹底し、打線の援護を待った。

 2年ぶり3回目となる夏の甲子園大会出場を果たすため、県内で最大のライバルとなるのが奥川恭伸投手(3年)擁する星稜だ。重吉は奥川に対し「最初は意識がありました」とするが「最近はもう、意識できるレベルを超えています」と笑う。投手としての凄さは素直に認めるが、高校での目標は奥川に勝つことではない。「星稜打線を抑えられるようにレベルアップしていかないといけない。チームで勝って、甲子園に行くことが優先。個人の欲は出さずに行きたい」と力を込める。

 2017年秋以来の北信越大会優勝は逃した。ただ夏に向けての戦いはすぐに始まる。「最終的には星稜を倒すことですが、去年も夏(の石川大会)は初戦で負けていますし、目の前の相手を倒していくという意識で行きたい」と決意を語った。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年6月1日のニュース