マエケン7勝目 6回2失点で自身4連勝 15年サイヤング賞右腕に投げ勝つ

[ 2019年6月1日 14:03 ]

ナ・リーグ   ドジャース6―3フィリーズ ( 2019年5月31日    ロサンゼルス )

フィリーズ戦で力投するドジャース先発の前田(AP)
Photo By AP

 ドジャースの前田健太投手(31)が5月31日(日本時間6月1日)、本拠地ロサンゼルスでのフィリーズ戦に先発し、6回3安打2失点と好投。自身4連勝で今季7勝目を挙げた。チームは4本塁打の1発攻勢で6-3で勝った。

 前回26日のパイレーツ戦でのマウンドから中4日。2015年にサイ・ヤング賞を獲得した右腕・アリエッタとの投げ合いとなった一戦は、初回、簡単に2死を奪うと、米プロスポーツ史上最高額となる13年総額3億3000ドル(約357億円)で契約した3番・ハーパーを左飛に抑える無失点の立ち上がり。2、3回には、それぞれ2三振を奪うなど序盤を完ぺきに抑えた。

 打線はその裏、マンシーの12号2ランで先制。先に援護を受けた4回には、先頭のマカッチェンに中越えソロを被弾してこの日初安打を許したが、後続は抑えてみせた。

 5回に2死一、三塁からアリエッタに左前に運ばれ同点とされたが、前田の粘投を受け、直後に打線が再び奮起。ピダーソンのソロ、シーガーの2ランの本塁打攻勢で3点の援護をもらい、勝利投手の権利を得ると、6回は3者凡退に抑えた。

 宝刀スライダーとチェンジアップを有効に配して、6回88球を投げ、3安打2失点、6奪三振1死球。クオリティースタート(QS=先発して6回以上投げ自責点3以下)で役割を果たし、救援陣もリードを守り切った。
 

続きを表示

この記事のフォト

2019年6月1日のニュース