西武・戸川、汚名返上弾!モーリス生産牧場の息子がプロ1号

[ 2019年6月1日 05:30 ]

パ・リーグ   西武3―2ロッテ ( 2019年5月31日    ZOZOマリン )

試合後、ホームランボールを手に笑顔を見せる戸川
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 その打球は、駿馬(しゅんめ)のごとく鋭く伸びた。1点を追う5回1死。西武の5年目・戸川が右翼にプロ初本塁打だ。初回に課題の右翼守備で打球を後逸。先制点を与えていただけに、汚名返上の同点弾に「絶対に取り返そうと。完璧でした。凄いうれしい」と喜んだ。

 育成出身選手として球団初の本塁打。「自分だけの力じゃない。支えてくれた人に感謝したい」。実家は北海道日高町の「戸川牧場」。15年の年度代表馬でG16勝のモーリスの生産牧場だ。戸川自身、子供の頃は乗馬クラブに通って騎手を目指していた。今は「自分は野球選手。チャンスで1本打てる、チームを救う打者になりたい」と力を込める。

 昨オフにソフトバンク・柳田と自主トレを行い、タイミングの取り方などを伝授された。今季はプロ初出場に初安打、そしてこの日で4試合連続安打。モーリスがG1初制覇した15年の安田記念は東京競馬場で観戦しており「凄く感動した。自分も頑張ろうと思った」。2日はその安田記念。記念のボールを手に「両親に贈ります」と笑った戸川が、球界というターフを全力で駆け抜ける。 (鈴木 勝巳)

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