ダル またも3勝目ならず、6戦連続白星なしで足踏み チームはサヨナラ負け

[ 2019年6月1日 12:40 ]

ナ・リーグ   カブス1―2カージナルス ( 2019年5月31日    セントルイス )

敵地でのカージナルス戦に先発したダルビッシュ有(AP)
Photo By AP

 カブスのダルビッシュ有投手(32)が5月31日(日本時間6月1日)、敵地セントルイスでのカージナルス戦に先発登板。6回1失点の好投、打撃では同点犠飛も放ったが、勝敗は付かずに降板し、今季3勝目(3敗)はならなかった。これで、今季2勝目を挙げた4月27日の敵地Dバックス戦以降、6試合連続で白星がなく、我慢の状態が続く。

 初回、制球が定まらず先頭から2者連続四球や暴投などで1死一、三塁とピンチを招き4番オズナの犠飛で1点を先制された。その後は後続を打ち取り、最小失点で立ち上がりを終えた。

 直後の2回の攻撃、1死三塁という場面で9番に入っているダルビッシュが打席に。相手先発は元巨人で、2014年にはレンジャーズで同僚だったマイコラス。カウント0-2と追い込まれながらも飛球を放ち、三塁走者がホームインし、貴重な同点左犠飛となった。

 3、4回の投球は、ともに3人で切り抜けた。5回は、2死一、二塁とピンチを迎えたが1番カーペンターを見逃し三振に取り雄叫びを上げた。

 6回も追加点を許さずに切り抜けたが、7回に打席が回ってきたところで降板。結局、6回93球を投げて、3安打1失点3四球6奪三振で防御率は5.02となった。

 チームは、1-1と同点で延長の10回、救援陣が踏ん張れずに1死満塁の場面でカーペンターに適時打を許しサヨナラ負け。連勝とはならなかった。

 ダルビッシュは、前回登板の25日、本拠地レッズ戦で先発し、今季最長の8回途中6失点で降板。勝敗は付かなった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年6月1日のニュース