近江、智弁学園に劇勝! 住谷、逆転サヨナラ3ラン「野球人生で初めて」

[ 2019年6月1日 13:04 ]

春季高校野球近畿大会準決勝   近江3―2智弁学園 ( 2019年6月1日    佐藤薬品スタジアム )

 高々と舞い上がった打球はグラブの上をすり抜け右翼席最前列に着弾した。「野球人生で初めて」と最高の笑顔を見せた近江・住谷湧也外野手(3年)の逆転サヨナラ3ランで優勝した2003年以来、16年ぶりの決勝進出を決めた。

 チームは8回まで智弁学園の1年生右腕・小畠一心投手の前に0行進。2点劣勢の9回、その小畠から同じ1年生の左腕・西村王雅投手に代わったところを捉えた。先頭の土田龍空遊撃手(2年)の左翼線二塁打から次打者の四球で無死一、二塁。多賀章仁監督が「一番打たせたかった打者に回ってきた。あそこは打つ確率が高いと思っていた」の言葉通り、2ボール2ストライクから内よりスライダーを仕留めた。

 「ちょっとバットの根っこに当たった。1、2番がつないでくれたので何とかしたかった」。高校通算16号は最高の一撃となった。

 8強入りした昨夏の甲子園大会でもレギュラーとして出場。逆転サヨナラ負けした準々決勝・金足農戦でも大会屈指の右腕だった吉田輝星投手(現日本ハム)から3本の安打を放った実力者。冬場は体の軸を意識した打撃フォームに時間を割いた。この日の劇弾は、その努力を体現する一打となった。

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