阪神 岩田踏ん張れず広島に6連敗…矢野監督 抜てき中谷、陽川ら若手の活躍期待

[ 2019年6月1日 18:26 ]

セ・リーグ   阪神2―7広島 ( 2019年6月1日    マツダ )

<広・神>7回、西川(手前)が田中広の適時打で生還して7点目を奪われ、渋い表情の阪神ベンチの矢野監督(右から2人目)ら(撮影・坂田 高浩)
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  阪神は広島に敗れ、同戦の連敗は「6」にまで膨れあがった。首位とのゲーム差は5に広がった一方で3位・巨人がこの日勝利したため、同チームとのゲーム差は0・5にまで縮まった。

 先発の岩田は5回に先頭・小窪にソロ本塁打を浴びて先制を許すと味方の失策と犠打で1死三塁から投手・ジョンソンに右前適時打で2点を失った。

 打線は6回にマルテの適時打で1点を返したが、岩田が踏ん張れず、6回先頭のバティスタにソロ本塁打を浴びると1死満塁から石原の中犠飛で追加点を与えて、5回2/3、4失点(自責は3)で降板した。7回も広島の勢いを止められず、3番手・谷川が3失点。9回には途中出場の長坂がプロ初本塁打のソロを放ち、反撃するも及ばなかった。

 右ふくらはぎの筋挫傷で出場選手登録を抹消された福留に加え、疲労のため糸井も欠場。中谷、陽川を抜てきして勝負を挑んだが、この日は期待に応えることができなかった。矢野監督は「あそこらへんがいい姿を見せてもらいたいっていうのは俺もすごく思っている。そこを受け止めてどういう姿を見せてくれるのかっていうのも明日以降、自身がつかみ取るところ」とベテランの穴を埋める若手の働きに期待を寄せた。

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