3連勝中のマエケン、7勝目の権利持って降板 6回3安打2失点好投

[ 2019年6月1日 13:10 ]

ナ・リーグ   ドジャース―フィリーズ ( 2019年5月31日    ロサンゼルス )

フィリーズ戦で力投するドジャースの前田(AP)
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 ドジャースの前田健太投手(31)が5月31日(日本時間6月1日)、本拠地ロサンゼルスでのフィリーズ戦に先発し、6回3安打2失点。3点リードの場面でマウンドを降り、今季7勝目の権利を得た。

 左内転筋打撲で負傷者リスト(IL)の復帰後初となる前回のマウンドから中4日。自身3連勝中の前田は初回、簡単に2死を奪うと、米プロスポーツ史上最高額となる13年総額3億3000ドル(約357億円)で契約した3番・ハーパーを左飛に抑える無失点の立ち上がり。2、3回には、それぞれ2三振を奪うなど序盤を完ぺきに抑えた。

 打線は3回にマンシーが先制となる12号右越え2ラン。2点の援護を受けた4回に、先頭のマカッチェンに中越えソロを被弾してこの日初安打を許したが、後続は抑えてみせた。

 5回に死球、安打などで2死一、三塁のピンチを招き、先発投手のアリエッタに左前に運ばれ同点とされたが、続くマカッチェンを遊飛に仕留め勝ち越しは許さず。直後の攻撃で、ピダーソンのソロ、シーガーの2ランの本塁打攻勢で3点を勝ち越した。

 6回も3者凡退と安定した投球。直後の攻撃、自身の第3打席で代打を送られ、お役御免。前田は6回88球を投げ、3安打2失点、6奪三振1死球で、勝利投手の権利を持って降板となった。

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