日本ハム加藤、7回まで無安打投球 令和初快挙ならずも2勝目

[ 2019年6月1日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム4―0オリックス ( 2019年5月31日    京セラD )

7回まで無安打投球を見せた日本ハムの先発・加藤(撮影・井垣 忠夫)
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 88球目の直球が甘く入った。日本ハム・加藤がオリックス戦に先発して7回まで無安打投球。「令和初」の快挙を予感させた8回に先頭の山足に中前打を浴びて降板も、7回0/3を1安打無失点で2勝目を挙げ「いつかは打たれると思っていたし、意識はしなかった。テンポよくアウトは取れた」と胸を張った。

 130キロ台ながら伸びのある直球で打者を押し込み、5回2死まで完全投球。今季は開幕から短いイニングを任される「栗山流オープナー」や中継ぎをこなし、5月から先発ローテに定着。ここまで最長5回で最多投球数は80だったが、快挙に向けて8回も続投した。交代時にはファンからねぎらいの拍手が降り注いだ。今季初の5連勝で4位ながら首位とは1ゲーム差。このまま上昇気流に乗る。 (山田 忠範)

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2019年6月1日のニュース