新たに7校が甲子園切符!愛工大名電5年ぶりV 奈良大付は激闘制して初優勝

[ 2018年7月28日 17:08 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会

<西愛知決勝>東邦を下し、甲子園出場を決めマウンドで喜ぶ愛工大名電ナイン(撮影・椎名 航)
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 第100回全国高等学校野球選手権大会は28日、7地区で決勝が行われ、西愛知大会では愛工大名電が東邦との名門対決を制し、5年ぶり12回目の優勝を果たした。強い台風12号の影響で開催が危ぶまれたが、新たに7地区で甲子園出場校が決まった。

 南大阪大会では近大付(10年ぶり5回目)が大商大堺に、東兵庫大会では報徳学園(8年ぶり15回目)が市尼崎にともに2―0で完封勝利。滋賀の近江は綾羽を8―4で下し、2年ぶり13回目の夏の甲子園となった。

 奈良大会の奈良大付―天理の一戦は死闘に。9―5で迎えた9回に4点を失って試合を振り出しに戻された奈良大付だったが、11回に劇的なサヨナラ勝利。悲願の夏の甲子園初出場を決めた。

 台風の影響を考慮して試合開始時間を大幅に早めた広島大会では、広陵(2年連続23回目)が広島新庄に5―4でサヨナラ勝利。宮城の仙台育英は古川工に7―0と快勝し、2年連続27回目の夏甲子園の切符を手に入れた。

 なお、関東の決勝2試合、西東京大会の日大鶴ケ丘―日大三戦、南神奈川大会の鎌倉学園―横浜戦はともに中止となった。

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