大谷 移籍の女房役に惜別エール 対戦熱望「また勉強になる」

[ 2018年7月28日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス12―8ホワイトソックス ( 2018年7月26日    アナハイム )

<エンゼルス・ホワイトソックス>初回、見逃し三振に倒れた大谷(AP)
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 エンゼルス・大谷が26日(日本時間27日)、同じア・リーグ西地区の首位アストロズにトレード移籍が決まった女房役のマルドナドに惜別のエールを送った。「個人的には凄く残念」と抱擁を交わし、「僕が(投手復帰して)マウンドにいて、マルドナド選手が打席に立てるようにしっかり頑張りたい」とお互いの健闘を誓った。

 練習前に発表された。エ軍はマイナーの21歳左腕サンドバルと25万ドル(約2775万円)の「インターナショナル・ボーナスプール」(25歳未満でドラフト対象外の外国人選手との契約金枠)を獲得。現在4位のエ軍は首位まで15ゲーム差で、ワイルドカードを争うマリナーズとも10ゲーム差だ。昨季ゴールドグラブ賞捕手放出は、来季以降のチーム編成を見据えたことを意味する。

 「たくさん勉強させてもらった。対戦した時にまた勉強になることがある」。この日の「打者・大谷」はホワイトソックス戦でメジャー初の5打数無安打に終わったが、「投手・大谷」として9試合中、8度もバッテリーを組んだ恋女房に感謝した。 (柳原 直之)

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