【宮城】仙台育英が2年連続V 不祥事、存続危機乗り越えた 阿部主将「感謝したい」

[ 2018年7月28日 17:32 ]

第100回全国高校野球選手権記念宮城大会決勝   仙台育英7―0古川工 ( 2018年7月28日    楽天生命パーク宮城 )

<仙台育英・古川工>2年連続の甲子園出場を決め、喜びを爆発させる仙台育英ナイン(撮影・近藤 大暉)
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 仙台育英が2年連続の甲子園出場を決めた。

 昨年12月10日に部員の飲酒と喫煙が発覚。6カ月間の対外試合禁止処分に、当時の監督だった佐々木順一朗氏の辞任と野球部存続の窮地に立たされた。そこから再出発しての甲子園出場。主将の阿部大夢(3年)は「たくさんの人達に支えられてきた。みんなに感謝したい」と話した。

 2点リードの6回、それまで4安打無失点と好投のエース・田中星流(3年)が古川工打線につかまり無死満塁のピンチを招いた。そこから2番手・大栄陽斗(2年)が救援。クリーンアップの3・4・5番を二者連続の見逃し三振と一飛に打ち取り「同点までならいいと言われたけど、絶対に点を与えたくなかった。声かけをしてくれたバックのおかげ」と喜んだ。

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